蜂の子で耳鳴り・難聴を改善

蜂の子が耳鳴りや難聴を改善

漢方薬としても使用されている蜂の子は、耳鳴りや難聴の改善に効果があるとして注目されています。音が聞こえるような環境にいないのに「キーン」という金属音が聞こえる耳鳴りはとても不快なものです。耳鳴りを患っている方の80%は難聴も併発しているとされています。周囲とのコミュニケーションにも集中できず、ストレスや不安感を招いてしまう可能性があるため、長引く前に改善する必要があります。この煩わしい耳鳴りを蜂の子がどのように改善してくれるのか、ご紹介していきます。
まずは耳鳴りや難聴の原因をみていきましょう。

耳鳴りや難聴の原因

飛行機に乗っているときや身近なところではエレベーターに乗っているときなど、気圧の変化で耳鳴りがすることがあります。これらは一時的な耳鳴りですが、注意したいのは慢性的に続く耳鳴りです。

空気の振動として耳に入ってきた音は、耳の奥にある内耳を通過して、聴神経を通して脳へ伝わることで音として認識します。内耳には音を脳へ伝える細胞があり、空気の振動を音として伝えるために電気信号に変換する働きがあります。耳鳴りの多くは。この電気信号に変換する細胞の働きに何らかの異常が生じることが原因です。

他に血行不良や加齢なども耳鳴りと関わりがあるとされていますが、詳しい原因はまだ解明されていないのが現状です。また、耳鳴りの症状を患っている方の多くは、程度の差はありますが難聴も併発しているとされています。この耳鳴りと難聴の原因と考えられているものの1つに、ストレスの影響があります。

ストレスも耳鳴りや難聴を引き起こす

耳鳴りや難聴はストレスも原因の1つと考えられています。私たちはストレスを感じると、副腎皮質から「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールは「抗ストレスホルモン」とも呼ばれ、本来はストレスを減らす働きがありストレスを処理することで減少するホルモンです。ところが繰り返しストレスを受け続けるとコルチゾールは過剰に分泌してしまい、耳鳴りを引き起こす原因になってしまうのです。

聴力は内耳の最も奥にある器官「蝸牛(かぎゅう)」が司っています。この蝸牛にはコルチゾールの受容体が存在していて、耳鳴りを患っている方はコルチゾールの値が高いことがわかっています。この事実から、高濃度のコルチゾールが何らかの影響を及ぼして耳鳴りを引き起こしていると考えられているのです。

また、強いストレスを受け続けることによる自律神経の乱れも耳鳴りを引き起こす原因とされています。自律神経は興奮時や緊張時に優位に働く交感神経と、リラックス時に優位に働く副交感神経があり、役割を切り替えながら作用しています。交感神経が優位に働いているとき、身体は活動的になっていますがストレスを感じている状態です。自律神経がバランスを保ちながら作用していればうまくストレスは発散されるのですが、交感神経が優位な状態が続くと気づかないうちにストレスを溜めこんでしまいます。すると自律神経に負荷がかかり、バランスが崩れることで耳鳴りや難聴を引き起こすとされています。

蜂の子が耳鳴りや難聴に効果的とされる理由

蜂の子が耳鳴りや難聴の改善に効果的とされている理由は、蜂の子に含まれている栄養成分の豊富さにあります。蜂の子は自然から採取されていますので、その安全性と高い効果は昔から信頼度が高く、漢方として様々な症状の治療に用いられてきました。蜂の子にはタンパク質が豊富で、体内では合成できないアミノ酸、ビタミンやミネラルなどがバランス良く含まれています。滋養強壮や若返りに良いとされていて高い効果は2000年以上前から知られ、現在では新たな効果への期待も高まり、耳鳴りや難聴もその1つです。

豊富な成分が自律神経に働きかけストレスを軽減

蜂の子には耳鳴りや難聴の原因の1つとされるストレスを軽減させる効果が期待できます。

蜂の子の豊富な栄養成分の中には、マグネシウムとグルタミン酸が含まれいます。この2つは神経細胞を正常に機能させるために欠かせない栄養素で、互いに拮抗して働き自律神経を整えてくれているのです。2種類のバランスを保つことで自律神経を正常に機能機能させているのですが、グルタミン酸は過剰に増えてしまうと神経細胞にダメージを与えてしまいます。またマグネシウムは不足しがちな栄養素です。蜂の子はマグネシウムが豊富に含まれていることでグルタミン酸とのバランスを保ち、耳鳴りや難聴の改善に効果的に働きかけてくれるのです。

また蜂の子には亜鉛も多く含まれていて、新陳代謝を促します。亜鉛もマグネシウムと同じく神経細胞を正常に保つ栄養素です。蝸牛には亜鉛が多く含まれていて、耳鳴りを患っている方は蝸牛内の亜鉛が不足していることがわかっています。

蜂の子はコルチゾールも減少させる

ストレス軽減には幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌も重要になります。セロトニンは気分を落ち着かせる働きがあり体内で合成されるホルモンですが、合成には原料が必要です。蜂の子にはセロトニンの原料となる「トリプトファン」が含まれていて、コルチゾール値を減らしストレスの軽減に効果を発揮します。

コルチゾールはストレス過多な現代では様々な要因で発生し、処理しきれず蓄積することの多いホルモンです。耳鳴りの詳しい原因は解明されていませんが、コルチゾール値の増加が原因で耳鳴りを引き起こす割合は決して少ないとはいえないでしょう。

岐阜大学医学部付属病院の研究グループが、蜂の子の耳鳴り改善効果と聴力回復効果を調べる実験を12週間行いました。実験には山田養蜂場独自の技術でタンパク質を分解した「酵素分解蜂の子」を使用しています。

耳鳴りを患っている患者60名を2つのグループに分け、一方には酵素分解蜂の子を、もう一方には酵素分解蜂の子を含んでいない偽薬を摂取してもらいました。実験は2グループともどちらを飲んでいるかわからない状態で行われました。

それぞれのグループに問診で摂取後の自覚症状を尋ねると「耳鳴りから逃れられないと感じる」などの不安感が軽減したのは、酵素分解蜂の子を摂取したグループだけでした。このことから、酵素分解蜂の子は耳鳴りによって生じる不安や苦痛を軽減させることがわかりました。さらに時間経過による聴力の低下を防ぎ、回復させることも実験によって明らかになっています。また、実験後のコルチゾール値も減少していました。このことから、酵素分解蜂の子はコルチゾール値を減少させストレスを軽減することで、耳鳴り改善効果が得られることが明らかになりました。コルチゾールは加齢によっても増加していくので、加齢による難聴にも予防的効果があるといえるでしょう。

耳鳴りや難聴改善に蜂の子を取り入れるには

初めて蜂の子を取り入れようとするとき、ネックになるのは見た目や味、食感かも知れません。現在ではそんな蜂の子の独特な特徴を取り除き、栄養成分だけを凝縮したサプリメントも販売されています。サプリメントなら見た目も気になりませんので、継続的に摂取したい方にもお勧めです。サプリメントは医薬品ではなく健康食品ですので、即効性はありません。そのため耳鳴りや難聴の改善には、蜂の子サプリメントを継続的に摂取していくことが大切です。

参考
蜂の子の効能-耳鳴り解消
http://www.tokyo-pride.org/20061111_gaiyou.html
聴覚障害に効く蜂の子
http://osis.crap.jp/04.html