蜂の子と更年期障害

蜂の子は更年期障害に効果がある?

更年期障害は、どれだけ体調管理に気を配っていても訪れる、心と身体のバランスが崩れる時期に起こる障害です。一定の年齢に差し掛かった女性だけに起きるものと思われがちですが、実は若い女性にも無縁とはいえません。また、男性でも起きることが起きることがあり、性別や年齢に関係なく気を付けるべき症状です。

豊富な栄養源として知られる蜂の子は、この更年期障害の改善にも効果があるといいます。
蜂の子に含まれるどんな栄養素が更年期障害に効果があるのでしょうか?まずは更年期障害とはどんなものなのか、みていきましょう。

更年期障害とは

主に閉経を迎えた女性にあらわれます。卵巣の機能が衰えることで女性ホルモンの一つ、「エストロゲン」の分泌量が急激に減少することが原因です。

エストロゲンには身体の様々な機能を調節する大切な役割があり、減少すると全身に色々な形で不調をきたします。エストロゲンが減少すると、脳の視床下部は性腺刺激ホルモンという物質を出して、卵巣に対してエストロゲンの分泌を促すように指令を出します。
視床下部は呼吸や血圧、体温調整、さらに他のホルモンの分泌にも関わる「自律神経」を司る器官です。

ところが、衰えた卵巣はいくら指令を受けてもエストロゲンを分泌できない状態です。視床下部は指令を。

つまり、エストロゲンの急激な減少に身体が対応できなくなり、自律神経が乱れることで更年期障害が起きてしまうのです。

若い女性や男性も更年期障害を起こす可能性がある

まだ閉経を迎える年代ではない20~30代の女性でも、更年期障害のような症状があらわれる場合があります。若い世代にあらわれる症状は「プレ更年期障害」と呼ばれています。この場合は実際に閉経しているわけではなく、ストレスや睡眠不足などが影響して自律神経が乱れることで症状があらわれてきます。

プレ更年期障害の場合は、原因になるストレスなどが解消されれば症状は回復していきます。ですが原因が解決されないまま長引くと、自律神経を司る視床下部に影響を与える可能性があります。するとエストロゲンの分泌が減少して、若いうちに閉経を迎えてしまうこともあるので注意が必要です。

また、男性には閉経にあたる節目のようなものはありませんが、男性ホルモンの一つ、テストステロンが減少すると更年期障害と同じような症状があらわれてきます。テストステロンは加齢やストレス、生活習慣の乱れでも減少していきます。

更年期障害の症状

更年期障害の代表的な症状に、のぼせ・ほてり・発汗などを起こすホットフラッシュがあります。この症状は自律神経がうまく調整されていないことで起き、突然顔が熱くなったり汗が止まらなくなります。

他にも肩こりやだるさ・疲労感・頭痛・動悸・イライラ・めまいなども併発しやすい症状です。また、不安感やうつ症状など、精神的な症状も併発する場合があります。

蜂の子の更年期障害への効果

更年期障害を引き起こす直接の原因は、身体の正常な機能を維持しているホルモンの減少です。症状を抑え、改善するにはホルモンの分泌量を再び正常に戻すことが最重要になります。また、プレ更年期障害には自律神経の調節機能を改善する必要があります。

蜂の子は、中国では2000年以上前から漢方として使用され、元気な身体を作る上薬として重宝されてきました。その効果の秘密は蜂の子に含まれる豊富な栄養素によって生み出され、更年期障害による長引く不調の改善に効果を発揮します。

蜂の子が更年期障害からくる自律神経の乱れを改善

蜂の子は豊富に栄養素を含む食品として、昔から山間部の一部の地域では海産物に代わるタンパク源として食べられてきました。この栄養価の高さが更年期障害の症状改善に働きかけ、不調の原因を取り除いてくれます。

ビタミンCは柑橘系の果物に多く含まれていて、高いストレス軽減効果もよく知られています。そのため更年期障害の改善には是非摂取したい栄養素ですが、柑橘類に含まれるリモネンという成分がエストロゲンの作用を弱めてしまうのです。蜂の子に含まれるビタミンには、果物に多いビタミンCも含まれています。細胞の酸化を防いで、エストロゲンを減少させることなく効率良くストレスを軽減してくれます。酸化した細胞を甦らせてくれるので、テストステロンの分泌を促して男性の更年期障害の症状改善にも働きかけます。

蜂の子にはエネルギー生産に欠かせないビタミンB1、B2も含まれていて、自律神経を整えイライラを抑えてくれます。また、豊富に含まれるミネラルの一つ、亜鉛は神経伝達物質を正常に保ち、自律神経を整える重要な栄養素です。カルシウムとマグネシウムもそれぞれ神経細胞に作用しますが、同時に摂取するとより効率良く作用し、精神の安定に働きかけます。これらの蜂の子の自律神経を整える働きが、プレ更年期障害の症状改善に高い効果を発揮してくれます。

蜂の子の豊富なタンパク質がホルモンバランスを整える

女性ホルモンを作り出すにはタンパク質が必要です。タンパク質は身体を構成する成分の中心的役割を果たし、全ての細胞はタンパク質で作られています。女性ホルモンを作り出す卵巣の細胞もタンパク質で作られていて、その合成にはアミノ酸が必要です。

アミノ酸には体内で合成できない必須アミノ酸と、体内で合成できる非必須アミノ酸の2種類があります。このうち必須アミノ酸は食品から摂取する必要があり、また不足しやすい栄養素です。衰えた卵巣の細胞の活性化に必要な良質なタンパク質を作り出すには、必須・非必須アミノ酸をバランス良く摂取する必要があります。

蜂の子には、体内では合成できない9種類の必須アミノ酸が全て含まれていて、さらに非必須アミノ酸も豊富に含まれています。蜂の子は、両方のアミノ酸がバランス良く含まれていることで良質なタンパク質を作り、エストロゲンの分泌を促して更年期障害の改善に効率良く働きかけてくれるのです。

蜂の子はサプリメントがお勧め

蜂の子は、長野県や岐阜県のなどの山間部の地域で郷土料理として食べられてきました。現在では主に佃煮として販売されていて、旬の時期には蜂の巣ごと購入することも可能です。

ですが、初めて蜂の子を取り入れる方は、蜂の幼虫の姿に躊躇してしまう方も少なくないようです。継続的に取り入れることを考えると、見た目が気にならないサプリメントが良いでしょう。サプリメントは蜂の子の栄養素だけを詰め込んでいるので、吸収率も高まります。

更年期障害の症状は、周りにはなかなか理解されないことも少なくありません。蜂の子サプリメントを継続的に取り入れ、穏やかな日常を取り戻しましょう。